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●2020年東京オリンピック種目「空手」●

2019.07.19 - Topics

 

このブログを読んでくださっている皆さん、初めまして。
そしてスタッフの皆さん、お疲れ様です。

いよいよ、来年2020年に東京でオリンピックが開催されますね。
そして、その競技種目の一つに「空手」が選ばれました。
私にとっては待ちに待った唯一の種目ということもあり、これだけは見逃せない競技となりました。

空手(道)も他の柔道や剣道と同じく、「心・技・体」を鍛える辛く難しい競技といえます。
私は、小学校3年生から高校3年生まで空手を習っていました。今でも道場に顔を出すことがあるのですが、近年は、空手(道)に関心を持った外国の方の練習生が増えています。さらに、最近急激に増えてきているのは、女性やご年配の練習生です。

型においては、指定型や自由型がありますが、姿勢の良さからみても男性より女性の方が断然綺麗です。
因みに私が昔から好きでよく兄弟子に教わっていた型は、「観空大(カンクウダイ)」でした。(「観空大」がどんな型か気になる方は検索してみてください♪)
型は終わった時に、いかにスタートした地点の近くに帰るかも採点の一つに入ります。

心・・・殴って相手にあたった喜びと、殴られる者の痛みを常に理解しておく精神
男性には厳しく、女性には優しく、礼儀を重んずる心を持つ

技・・・型の一つ一つの動作の意味を実践に置き換えて理解するために必要

体・・・日常での生活を健康に過ごせる強い身体を作る

つまり、「空手道」とは、喧嘩で勝つ強さを学ぶのではなく、身体の強さ(健康)を第一に考えることだと教えられました。そういう意味でいえば、確かに組手が強い選手は型が上手いというのも納得します。
組手の強さをアピールすることばかりで、身体を大切にせず、亡くなられた選手も過去にいました。その選手は、「空手道」の意味をいつしか忘れてしまっていたのでしょうね。

残念ながら来年のオリンピック以降は空手という種目はないでしょうから、皆さんもぜひ観てください!

【管理部:M】

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