新年のご挨拶
2022.01.07 - Topics皆さん、明けましておめでとうございます。
お正月休みはご家族や友人と年末年始を過ごされたり、有意義に休みを満喫されたりと日ごろの気持ちを十分にリフレッシュして、新年を迎えられたことと思います。 社会ではコロナウイルスの感染拡大から2年が経過しようとしていますが いまだ終息も見えず、なかなか不安な気持ちも払拭されません。
しかし、現在も様々な方面で様々な人達がこのウイルスと闘い 新しい薬の開発やワクチンの開発など、少しづつ光も見え始めています。 私たちも、出来ることを、出来る範囲で、しっかりとやっていきましょう。
さて、最近よくテレビやネットなどで「SDGs」という言葉を聞く機会も増えましたが 皆さんは「SDGs」のことはご存じでしょうか。
「SDGs」(エス・ディー・ジーズ)とは 「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で 2015年9月の国連サミットで、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で 達成するために掲げた17の大きな目標と それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成された目標です。 日本にも古くから近江商人が提唱した「三方よし」の精神や 昨年の大河ドラマのモデルになった渋沢栄一の「合本主義」などまさに自分だけでなく、周りにも、社会にも貢献することが大切だとする 商売の精神がありました。 よく、「情けは人のためならず」を間違えて解釈している方も多いようですが、本来の意味は 「人に対して情けを掛けておけば、巡り巡って自分に良い報いが返ってくる」 という意味の言葉です。
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※文化庁の平成22年度「国語に関する世論調査」内で「情けは人のためならず」の意味を尋ねた結果
(ア) 人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる・・・・・・・・・ 45.8%
(イ) 人に情けを掛けて助けてやることは、結局はその人のためにならない・・・・45.7%
正解は(ア)
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「SDGs」と横文字にすると何か難しく聞こえてしまいますが 日本にも古くから「SDGs」のような精神はあったのだと思います。 そして、それは組織だけに限った話では無く、私たち個々人にも求められる精神なのかもしれません。 私たちエマティーも「SDGs」の達成のためにどのような貢献が出来るのか 真剣に考え、たとえ小さな一歩でも何かを踏み出せる年にしたい思います。 寅年は「成長」や「始まり」の年と言われ、大変縁起の良い年まわりと言われています。 今年こそは、コロナ禍で暮らしづらかった社会も終わり、新しい芽が「成長する」 新しい日常が「始まる」そんな年になって欲しいと思います。
2022年は、皆さんにとっても、エマティーにとっても 新しい未来へ繋がるスタートの年にして行きましょう。
エマティーにかかわる全ての人が幸せな年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
株式会社エマティー 常務取締役 織田 泰弘