みなさんお疲れ様です。

8月も後半に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。食欲も中々進みにくいですがしっかり食べて、しかっり睡眠もとって暑さに負けずにもう少し頑張って行きましょう！ 今回はそんな暑い夏をも吹き飛ばしてくれそうな一冊を紹介します。

＜本のタイトル＞
キリンを作った男　マーケティングの天才・前田仁の生涯 この男がいなければ、「一番搾り」は誕生しなかった！！
新潮文庫、著者　永井　隆　令和6年7月1日発行
私たちの仕事柄キリンビールさんの名前があるだけでも興味を惹かれますが、 それ以上に刺激的なタイトルに驚き即購入しました。

本の内容についてもとても興味深い内容になっていて、キリンHD広報も全面的に協力の元に登場人物も全て実名で記載されており、今年の2月（2024年）にキリンHDの社長に就任した南方健志氏も文中には登場していました。キリンにとっては本来マイナスになるような話も収録されており、ビール業界の歴史を知る上でも、とても勉強になる一冊でした。本の詳しい内容は割愛しますが、1980年代の半ばまで国内のシェア6割を誇り、ビールと言えば「ラガー」と言われた時代から、アサヒの「スーパードライ」にシェアを奪われ、困難な状況に直面した時に、どのように乗り越え、また戦ったのかが、時代の背景と共に克明に描かれていて、とても楽しく、ためになる一冊でした。

ぜひ皆さんも時間がある時に一読してみてはいかがでしょうか。きっと元気が湧いてくると思いますよ。

【管理部：O】