皆さんお疲れ様です。

１年を通して気候が一番気持ちの良い時期が５月だと思っていましたが、今年は既に夏到来と言わんばかりの気候ですね。

今回は、今年２月の祝日に福井へ一人日帰り旅をした時の感想を紹介しようと思い、その時の写真を見返してみると、北陸が大雪になった翌日だったこともあり、写真の景色が一面の銀世界で、寒かったあの時期が既に遠い昔のように感じられました。

そもそも私が福井へ行きたいと思ったきっかけは、少し前に黒龍酒造が新しく酒蔵観光施「ESHIKOTO」（エシコト）を２０２４年１１月グランドオープンしたというニュースを見てとても興味を持ったことがきっかけでチャンスがあれば一度訪問してみたいと思っていました。この黒龍酒造の日本酒は最近巷でもかなり人気があって、私も最近の一番のお気に入りのお酒です。

２０２２年６月に誕生した「ESHIKOTO」は、全体の敷地面積が約３万坪で、そのうちの約１万坪に当たる部分に、お酒や食事が楽しめる「酒樂棟（しゅらくとう）」、スパークリング日本酒の瓶内二次発酵を行うセラーが入った「臥龍棟（がりゅうとう）」の２つの棟がありました。今回のグランドオープンでは残りの２万坪に宿泊施設や新しい蕎麦店などを含めて全体がグランドオープンしたという記事でした。

大阪駅からは、サンダーバードで敦賀へ行き北陸新幹線に乗り換えてからなんと１７分で福井駅へ到着！その後、福井駅からえちぜん鉄道に乗り換えて３０分で永平寺口駅へ。そこからはタクシーで目的地の「ESHIKOTO」へ約５分の道のりでした。（今回北陸新幹線も初乗車で行き先の表示が東京になっていたことに感動しました）

永平寺口駅からの道中でタクシーの運転手さんいわく、昨年11月のグランドオープンの時は黒龍酒造が関係者を招待した観光バスが１００台ぐらいいてて、近辺のタクシーも全て動員されるほどのお祭り騒ぎだったそうです。そんな話を聞いているうちに、あっという間に目的地へ到着。目当ての日本酒テイスティングカウンターへ真っすぐ向かいました。

テイスティングコーナーでは、おすすめの3種類のお酒が提供されていて、テイスティングできる種類は、定期的に変更するそうです。今回は、スパークリングのお酒、梅酒、純米大吟醸の3種類だそうで、早速試飲させてもらいました。

テイスティング／４５ml×３種類 １,５００円（税込）

※１種類６００円（税込）でも試飲ができます

その後、隣の棟にある十割そばを提供している「蕎麦山や」へ移動。福井と言えばやっぱり蕎麦！しかもお酒とペアリングして食べられるということで期待に胸を膨らませ入店しました。

メニューを見ると、「月ノ和熊と根三つ葉のつけそば」なるメニューに驚き、店員さんに即質問すると「はい、あの熊の肉です」とっても美味しいですよとのこと、ここは気合で注文してみました。この辺は九頭竜川の畔で、九頭竜ダムの山を岐阜県側に下るとかやぶきの合掌村で有名な白川郷にでるそうで、昔から熊を食べる文化があるそうです。

恐る恐る食べてみた熊肉ですが思ってた以上に絶品で、日本酒との相性も抜群！そばも１０割そばだけあって香りが高くとても美味しかったです。

因みにここで飲んだ日本酒は「黒龍　純吟　たれ口」です。

この日本酒は、先ほどのテイスティングカウンターで店員さんに教えてもらったのですが、新酒を生のまま瓶詰めした純米吟醸の生原酒で、値段は大吟醸に比べるとかなりリーズナブルだけど、製造や保管が思いのほか大変で、実は来年からは製造しないとのこと。隣の蕎麦屋さんで飲めますよとのことで、迷わずに注文しました。飲み口はスッキリで、とてもフレッシュな感じがあるフルーティな日本酒でした。（自宅用のお土産でもちろん購入して帰りました）

他にも、スイーツのお店やこの日は閉店していましたがベーカリーショップやフレンチ料理店などもありました。とてもリフレッシュできた良い一日になりました。皆さんも機会があったら是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【管理部：Ｏ】

「ESHIKOTO」公式ホームページ　

 

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